ストレスを溜めるのはダイエットの障害になるということはよく言われています。
ではなぜよくないか考えてみたことはありますか?


その理由に、ストレスは自律神経の働きを鈍らせてしまうということと、
ストレスを溜めると酵素がたくさん使われてしまうということが挙げられます。

自律神経には交感神経と副交感神経があり、交感神経は日中働く神経となっています。
カラダを活発にして、脂肪を燃焼させる働きもあります。
そして副交感神経は夜やリラックスしている時に優位になって眠りを誘う神経で、こちらは脂肪を溜め込む働きをしてしまいます。

交感神経と副交感神経が昼と夜でキチンと入れ替わることが自律神経が安定している状態です。
昼は活動的に動いて脂肪を燃焼し、夜はココロを落ち着かせてリラックスしよい眠りに入るのが理想ですね。
でももしストレスを溜めてしまうとこの切り替えがうまくいかなくなってしまいます。
昼なのに眠くなって脂肪を溜め込んでしまったり、反対に夜なのに眠れなくなってしまいお腹もすいて食べ物を食べてしまったり‥。
そして寝不足になると脳の満腹信号が働かなくなるので、満腹感を感じなくなり食べすぎてしまうことにもなります。

肥満を作ってしまう原因はこんな日常の積み重ねにもあります。
ダイエットに大事なのはストレスを溜めずに自律神経を安定させることなのです。


もう一つストレスが肥満と関係することに酵素の働きがあります。
酵素の働きは体内に入ってきた食べ物の栄養の吸収や消化を効率よくしたり代謝させたりすることです。
ダイエットにとても大事なこの酵素は、ストレスが溜まるとどんどん減ってしまいます。
そして代謝のよくないカラダになってしまうのです。

誰でも大なり小なりのストレスはあるものです。
ストレスの中でも「言いたい事を言えない」ストレスというのは一番太りやすいと言われています。
自分の気持ちを言葉にしてキチンと伝えることはとても大切です。
自分のことだけでなく、相手のことも考えて自分の気持ちを伝えることができるといいですね。

それでストレスが減り酵素をムダに使うことがなくなれば、カラダは代謝がよくなり肥満も防ぐことができるのです。


食べながら代謝を大幅にアップする方法