漢方と肥満と食事改善

漢方の世界で肥満と言えば、大きく分けて３つのタイプにわかれます。
水太り・気太り・血太りです。


水太りは余分な水分が体内にたまるタイプです。
体のバランスが悪いと、体内の水分を排出する機能が万全に機能しなくなります。
すると体内に水分が溜まることになりぶくぶくと太っていくのです。
特に色白の日本人女性に多く見られるとされているのが、水太りになります。

気太りはストレスによってエネルギーの代謝が上手く行われないことが原因とされています。
エネルギー代謝が正常に行われないということは、余分な脂肪や排出されるべき老廃物が体内に溜まることを意味します。
代謝が正常に行われない理由として、ストレスが大きく左右しているので、気太りは「ストレス太り」とも呼ばれているのです。
特に神経質の人がなりやすいとされています。

３つ目は血太りですが、あまり耳にしない言葉ですよね。
血液にまつわる異常から起こる肥満体型をあらわしています。
血行不良・血液の汚れ・血量不足などが原因で肩こりや生理不順などの症状がでます。
そしてその結果、本来ならば体外に排出されるべき老廃物が脂肪となって体内に蓄積されてしまうのです。


漢方で言うところの３つのタイプに分類される肥満ですが、体質改善を行う上では漢方薬は、多くの時間を要します。
じっくりと、症状が改善されていくのを待つ必要があるため、今すぐキレイになりたい！という即効性を求めた切実な願いをかなえるには、適していないのです。


ところが、毎日の食事の際に、ちょっとしたコツを身につけるだけで、
脂肪が燃焼しやすい、代謝の良い体質になることができます。
太りにくい体質になるばかりではなく、栄養も行き渡り、いきいきと毎日を過ごせるようになります。


食事制限の必要もなく、リバウンドもない方法なので漢方って考えるなら試してみませんか。


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